趣味3(陶芸)
2009年度
前年度までは小学校の生涯教育の一環として陶芸教室が行われていたが、参加人数が減り、閉鎖された。そこで、区の文化センターで、同じ先生が教室を持っているので、この陶芸教室に今年度から参加することになった。ここでは、文化センターの窯を使うためあまり大きな作品は制約されるようであるが、これからは釉を自分でかけることも可能になったので、楽しみである。
最初の作品はテラコッタの土で茶碗を製作し、今回初めてチタン白の釉薬をかけてみた。この結果、黒っぽく見えているところは釉薬1回かけのため薄くなってしまったようである。つぎにテラコッタで皿を造り、菖蒲の線描きをして、素焼き後になまこ釉の釉薬を2回がけをした。この結果、線描きの溝がなまこ釉で完全に埋められ、なまこ釉が不透明なため、線描きが見えにくくなってしまった。
茶碗、左(直径13cm、高さ5.2cm)、右(直径12.3cm、高さ5.3cm)
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皿(直径22.7cm、5.4cm) |
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2008年度
今年度もいろいろな陶器製作に心がけたい。鶴首壷を製作した。この場合、つる首と丸い壷の部分と別々に製作し、丸い壷の部分の上に鶴首を垂直にどべで接着した。赤土で、釉はチタンである。
鶴首壷(高さ27.5cm、幅15cm) |
兜を造った。土はテトラコッタで、白い部分は白土を塗った。もう少し、上手く塗れていると思っていたが、結果は白い部分の斑が大きかった。この上に白いアクリルを塗ってみたが、今度は白い部分が目立ちすぎて面白さはなかった。
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兜(高さ19.5cm、幅24cm) |
大皿を製作した。すでに同じくらいの大きさの大皿を赤土で製作し皿に、その上に藤の下絵を描いたが、赤土のに対して下絵は思うような色が出ずはっきりとした絵にはならなかった。そこで、今回は白土を使った。今回、2器造った。一つ目は直径25cm高さ12cm程度の筒状のものから43cmくらいまで広げて造り、2つ目は直径30cm高さ8cm程度の筒状のものから広げて43cmくらいまで広げて造った。これの差が最終の高さの1.5cmになった。素焼き後2つ目の大皿はひびが入ってしまった。一つ目の大皿に素焼き後山水画を描き透明釉で本焼きを行った。
大皿(直径39.5cm、高さ6.5cm) |
大皿(直径37.5cm、高さ5.5cm) |
テラコッタでクリスマスツリーランプシェードを製作した。そして、チタン白を釉に使った。
クリスマスツリーランプシェード(高さ38cm、底面直径24cm) |
クリスマスツリーランプシェード(高さ38cm、底面直径24cm) |
テラコッタと白土の混合土を使い釉をチタン白を使って、再び違った形状のクリスマスツリーランプシェードを製作した。この結果、比較的上手く出来たと思う。これにRGBLED電球を中に入れると良い電飾が得られた。
クリスマスツリーランプシェード高さ43cm |
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白土で再び大皿を製作した。この結果、素焼きを行ったが、上手く出来た。そこで、これに龍の下絵を描き本焼きをした。この結果、真ん中に3−4cmの表面にクラックが入り、周辺にも一箇所周辺から中央へ向かって3cmのクラックが入った。素焼きの時は上手くいったので、この原因はわからない。絵のほうの仕上がりは思いのほか良い結果であった。
大皿(直径37.5cm、高さ8cm) |
大皿(直径36cm、高さ7.0cm) |
ぐい飲み |
テラコッタで大きな壷を作った。これに、牡丹の絵を彫ってみた。そして、釉にチタン白をかけた結果思いのほか上手くいった。
壷(高さ24.7cm、直径23.5cm) |
壷(高さ22.2cm、直径21.3cm) |
直径20cm前後で高さ8cmの大鉢を依頼されたので、造った。土はテラコッタである。テラコッタの場合織部は上手くなじまないので、チタン白の上に織部を重ねた。
大鉢(高さ9.5cm→8.8cm→7.9cm、直径23.5cm→23.1cm→21.5cm) |
信楽白土の壷を造り、幾何学模様を付け、織部を使って見た。思いのほかよい色が出た。
壷(高さ24cm、直径25.6cm) |
壷( |
信楽白土とテラコッタの混合を使い大皿を造り、今回は時間短縮のため黒で下絵を直接描いた。この結果は、テラコッタの焦げ茶が目立ちすぎたことと、素焼きの前に黒で下絵を描いたために微妙な黒のぼかしがうまくでなかったので、絵が単調になりすぎたことにより結果はうまくいかなかった。
大皿(直径40cm→38cm、高さ8cm→7cm) |
大皿(直径35.8cm、高さ5.8cm) |
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2007年度
4年目の今年は出来るだけ造り方の変化のある方法を求めて行こうと思う。最初に手がけたのは素地の成形土を花印などで刻印したり、彫り込んで、その中に他の土を埋め込みはみ出した土はサンドペーパで削る象嵌という方法を使った湯飲みを造ってみた。この場合は赤耐熱に白土を埋め込んだ。釉は織部である。
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象嵌湯呑み(直径8cm、高さ8.5cm) |
次に壷で、櫛裂文壷を製作した。ひも造りで円筒状につくり、これの表面を櫛で垂直方向に下から上に向って傷跡を付ける。この後回転させて中央部を膨らませて行き壷を造る。回転させながら膨らませていくので自然と櫛の傷跡が斜めになって行く。土は赤土と白土を混ぜたもので、釉はチタン白である。
櫛裂文壷 |
壷(高さ12.5cm直径15cm) |
環状壷を造った。この製作法は石膏の型による方法などが正規の方法と思うが、今回は手軽な方法を試みた。まず、環状に新聞紙で環状に作り、太さと形状を整えるために環状の新聞紙上に、カレンダのような比較的丈夫な紙を1cm幅のリボン状にして、これを巻きつけて行き適当な太さにして、その上に環状の内径と外径を計算して、たたら方式で5分割くらいの大きさのものを環状に巻つけて、それぞれを繋ぎ凹凸を均し、環状環状にする。ある程度の強度まで乾燥させ、台および、口を取り付け写真のように作り上げた。土は赤耐熱で釉はチタン白である。
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環状壷(幅18.5cm、厚さ5.2cm高さ25cm |
環状壷に勢いづき、四角い環状壷の製作を行った。この場合の方法は下図のような箱をたたら板で作り、その後上蓋として、下図のような形状のたたら板を作り、これを箱の上に乗せ、土べで接着する。土は白土で釉は均窯を使い、還元窯で紫の色が出るはずであったが、途中、還元窯のヒーターが切れ、そのまま酸化窯に入れたため上がりが悪く写真のように緑でまだらになってしまった。形状も歪が少し大きいものになった。
角型環状壷の制作方法 |
角環状壷(高さ27.8cm、幅20cm、厚さ5.3cm) |
今までの余り土(赤耐熱、白土、白耐熱、白御影)を混ぜたもので、釉は透明にした。結果は土の違いによる縞模様が余りはっきりとは出ていないが、全体としては味のある色合いになった。皿の製作はなかなか難しいものなので、何枚かを造ろうと思い、まず、赤耐熱土に釉に織部を使った。
壷(高さ18cm、直径15.8cm) |
皿(直径24.7cm) |
丁度、6月の終わりにアメリカを旅行し、モニュメントバレーにも行ったので、その景色を皿に描いてみたいと思い、赤耐熱土の皿に黒泥を化粧土として使い描き、太陽を白土で描いた。結果は良い色合いになった。もう一つは図案的に描いたもので、これも気に入ったものとなった。
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皿(直径22.5cm) |
皿(直径24.3cm) |
こけしを造ってみた。この場合、頭の部分と胴の部分と別々に造り、その後どベで接着する。土は白土で乾燥した時に下絵を施した。この後、素焼きし、透明釉で本焼きした。下絵は上手く描けた割には鮮明な色にはならなかった。ついで、少し、変った壷をと思い造った。この場合、土は赤耐熱を使い、くびれ部分より上と下とに分けて別々に製造し、その後、どベで接着し、その後十字に凹みを入れた。釉はチタン白をかけ、その後、織部を丈夫にだけかけて本焼きを行った。
こけし(高さ26.5cm、径8cm) |
壷(高さ24.8cm、径9.4cm、幅12.4cm) |
四角壷を製作した。この場合、土台を四角にし、四角い土台に沿うて手びねりで四角に積んで行き、上部を四角く絞っていく。その後、口の部分はたたらで造った小さい四角をどべで張り合わせて筒を造り、これをどベで本体と接合する。その後、乾かないうちに黒泥で篆書の字で「福寿康寧」を書いた。これを透明釉で本焼きをした。ついで、六角形の壷を造った。この場合は土は白土を使い、中の部分を少し膨らせた円筒状の壷にしておき、それを六角形になるように周りから少しずつ板で押さえて行く方法を使った。釉は織部を施した。
四角壷(高さ18cm、幅8.5cm) |
壷(高さ15cm、幅9.7cm) |
ピラミッドをイメージしたものを造ろうと考え下図のようなものを造った。一応、花瓶として機能するものである。これを造るのに2回失敗した。2回とも自然乾燥の時にほとんど乾燥したと思われる時に一回目は三角の中間辺りにクラックが入り、2回目は底の部分にクラックが入り失敗した。タタラで造ったが歪み方が大きいのではないかと思った。そして、下図のような壷を造った。紐造りで広げて行き、上部で絞っていくが、絞り方が案外難しかった。どちらの土も赤土でチタン白の上釉であった。
花瓶(一辺21cm、高さ14.8cm) |
壷(径17.6cm、高さ21.2cm) |
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2006年度
陶芸を習って、3年目に入ろうとしているが、なかなか上達しない。しかし、今年度も前年度より少しは上達するようにがんばって行きたい。まず、大皿の下絵と耐熱粘土(白)の陶板の下絵を行った。大皿の藤の葉はひわを横の幹は緑青、花は白で、部分的に紺青を使った。陶板の縁は柿で、葉脈は緑青、葉はひわを使った。
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直径36cmの大皿 |
大皿の本焼きがの結果は右図に示す。釉は天然わら灰である。土が赤土のため全体の色が黄褐色になり、藤の全体が下絵の時点より薄く地味になった。陶板の本焼きは右図のようになった。最初のイメージから程遠いものになった。葉のひわの部分は均一な状態で色が出ずに天然わら灰の釉とでまだら模様になり、部分的には色が付着せずはじかれた状態になっている。このようにべたの下絵は下地に均一に伸びないようである。今後の下絵にこの経験を生かさなければと思った。ついで、黒泥で茶碗を製作した。釉としては織部を掛け、その上に白萩を掛けたもので、ブルーの良い色が出た茶碗が得られた。また、白御影の土で、湯呑み茶碗を製作した。この時の釉は上部に織部をかけたもので、色としてはやわらかい良い色に仕上がった。更にランプシェードを製作した。これはベルジャーの形状の物を製作し、ひし形の彫りを入れた。この時の土は白土と赤土を等量づつ取り、適当に軽く菊練したものである。そして。色の混ざりを生かすため、釉を使わずに焼しめしたもので、面白い模様のランプシェードが得られた。
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長軸30.5cm、短軸19.8cm |
茶碗(直径15.2cm高さ6.5cm) |
湯呑み茶碗(高さ8.7cm、直径8.5cm) |
直径15cm高さ16.5cmのランプシェード |
透かし彫りのつぼ作り |
透かし彫りのつぼ作りに挑戦した。この作り方は上図右に示している。ロクロの上に底土をつぼに適合した大きさに形成し、この上に小さな径の円筒を紐作りで形成する。形成後、底土の外周に沿うてふくらみを持たせながら、紐作りでつぼを形成して行き、口をすぼめながら、円筒の上端部で接合しつぼの口を形成する。形成後ロクロから切り離し、つぼの口をしっかり乾燥させ、つぼの裏に高台を形成する。高台形成後、透かし彫りをする。当初の製作は下図に示すようにつぼを完成させ、これに透かし彫りを翌日にと考え、土のやわらかさを保つため、ビニール袋で二重にかぶせておいたところ高台近くで棚落ちが生じていた。即これを土に戻さないで透かし彫りの練習をして、2回目に備えた。
2回目の透かし彫りを試みた。今回はこの結果を下図に示すように上手くつぼの形状を形成することができ、これに今回はすごろくの五のような透かし彫りを行った。当初単に練習と言う意味で真ん中の穴のみをできるだけ揃う様にし、それの周りの4個の穴を開けていったので、結果的には少し不揃いなところができてしまった。5個の穴を当初から揃うように印しを付けてやればよかったが、兎も角今回はあまり欲を出さずに少し不揃いになっていても目をつぶることにした。当初油絵の筆の先の金具がちょうど薄い円筒状(短いポンスのよう)になっていたので、古い筆から金具をはずして、これで穴を開けるようにしたが、穴が開いても上手く円筒の金具の中に土が残らず、つぼの内部に残ってしまった。そこで、先にドリルの刃で穴を開け、この後円筒金具で再度穴を開けることにより、穴の土を外部に取り出すことができた。この後、1日乾燥させ、3日目につぼが相当乾燥したので、もう一度、少し小さくなった穴を少し小さめの径のドリルの刃で通し、穴の土の残りをなくし、このあとサンドペーパーで穴の出っ張りを除き、更に径の大きなドリルで穴の面取りを行った。この結果を下図に示す。穴の列の不揃いが気にかかるが、今回は少し目をつぶる。これに釉として均窯を還元炉で本焼きした結果、少し温度が低かったのと還元が上手くいかなかったようで写真のように青と赤紫のまだらになった。
透かし彫りのつぼ |
本焼き後(高さ17cm、直径16cm) |
信楽白特漉粘土を使って、茶碗を造った。出来るだけ肉厚の薄いものをと思い作ったが、高台脇の肉厚が厚くなってしまった。今回の釉は白チタンを使った。
茶碗(高さ5.2cm、直径13.4cm) |
壷 |
次いで、信楽赤土を使って、壷を造った。壷は以前にも造ったが、壷の全体の形や口の形状をどのようにするかを決めるのが難しい。一応、写真のような形の壷を造ることができた。そして、この壷に下絵を描くことにして、壷を3分割し写真のように松竹梅を描いた。しかし、ここで、なにを勘違いをしたのか以前に信楽赤土の大皿や小壷に描いた絵が赤土との反応により、下絵本来の色がでないことを経験しておきながら同じ過ちを犯してしまった。それも同じく茶碗にもワンポイントの下絵を描いてしまった。下絵は比較的上手く描けたと思ったが、結果は無残に終わった。次回は白土で挑戦してみたい。
壷の下絵付け1(松) |
壷の下絵付け2(竹) |
下絵付け3(梅) |
茶碗
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本焼き(松)(高さ19cm、直径17.5cm) |
本焼き(竹) |
本焼き(梅) |
茶碗の下絵付け(高さ5.8cm、直径13.8cm) |
急須(蓋なし高さ8.2cm、直径11cm) |
信楽白特漉粘土で急須を造った。習い始めに作った急須に比べれば比較的満足のいくものが造れた。ついで、信楽赤耐熱粘土でお皿を同時に2枚同じものと茶碗を2個同じものを造ってみた。出来るだけ同じ大きさになるように努力した。この結果、何とかほぼ同じ大きさのものを作ることが出来た。茶碗の方は茶碗としては少し、小さめのものになった。お皿の釉はチタン白で、茶碗の釉は織部である。
お皿(高さ4cm、直径19cm) |
茶碗(高さ4.8cm、直径6.8cm) |
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2005年度
お酒のサーバー |
サーバーの完成 |
2005年の5月から2年目に入った。2年目は形作りをより確実なものにすることと、今までは先生が釉を適当に選んで焼いてくれていたが出来れば釉の選びと絵付けの勉強をしたいと思っている。このように思って製作を続けてきているが、製作順に展示が出来ない。この原因として、先生が多くの教室を持っているために窯焼きまでの時間待ちが長いのと、釉などの都合で焼く時の順序が変わるため、成形の時系列と窯焼きの時系列とが必ずしも一致していないためである。
お酒のサーバーを製作した。土の段階で、大きさは直径20cm、高さ30cmで、初めての大きなものであった。最初作ったものは完全に乾燥させた時、底の高台の内側に直径方向に亀裂が入ってしまった。この原因として考えられるのは高台を側壁の内側に少し小さい目に作ったので、底の部分に大きな重量が加わり、歪が生じたうえに、一部に小さな空気が入っていたためと考えられる。そこで、これを完全に壊し、粘土に戻して、再び作り直し、上の写真のように、無事本焼きが完成し、蛇口を付け、写真のように出来上がった。この蛇口を探すのに一苦労した。水道の蛇口はホームセンターで売っているが、酒サーバー用の蛇口は売っていない。ところがホームセンターには酒サーバーの完成品は売っている。そこで、インターネットで探すことにしたが、当初、蛇口として検索したため水道蛇口しか探すことが出来ず、結局、酒サーバー用コックの検索により探り当てることが出来、購入した。この蛇口用に開けた穴は土の段階では直径20mmであったが、収縮と釉により最終の穴の大きさは16mmになり、コックのネジ部分の直径が15mmのコックを購入した。
完全に乾燥させた土を粘土に戻す方法として独自で行っている方法を紹介すると、乾燥土の破片を水の滴るほどのタオルで上下に挟み、幾重にも挟み重ねして、これをポリ袋に密封し、1日置き、また、ポリ袋から取り出し、再びタオルに水を含ませて、挟み重ねをし、適当なやわらかさになるまで、数回繰り返し、そして、練り混ぜることにより、粘土に戻す。そして、菊練により完全に元の土に仕上げる。
急須1を作った。この急須は片手で本体と蓋を掴んで上部の茶漉しを通して、本体と蓋との間からお茶を注ぐものである。一応、形としては何とか出来ているが、これも2回目に作ったもので、1回目は乾燥時に茶漉しの部分が本体から外れてしまったので、作り直した。2回目のものも茶漉しと本体の一部の接着部に少し亀裂が入っている。この場合のもう一つ難しかったのは本体と蓋とのかみ合わせ部分で、今回のものは形としてはなんとか格好がついてはいるものの本体に蓋を載せたとき少しがたつき、噛み合わせが悪かった。また、注ぎ口の先端の下の部分が少し欠けている。これは運搬時に起こったものと考えられる。以上のことを改善したものを次の機会にでも造りたい。
先生が急須作りが基本のように言われたので、急須2に挑戦した。昨年にも急須は作っているが、非常に雑に作った。それをもう少し良い形に作ることを試みた。そして、一応、写真のようなものが出来た、全体として私にとってはうまくいった。しかし、いくつも急須を作るのも私にとってはあまり好ましくは思わないので、写真のような乾燥状態で終わりにして、これを壊し、さらに良いものを作る練習をしようと思った。この急須の作るときの難しさは注ぎ口の形状である。この場合は木の丸棒を円錐状にして、これにたたらの板粘土を巻きつけて作ったが、成形が難しく納得のいくものには仕上がらなかった。この場合、蓋との噛み合わせが比較的うまく出来た。
急須1 |
急須2 |
写真のような蓋つき壷を作った。形状は一応、格好よく出来たと思っている。これに、初めて、図のような花菖蒲とバラの下絵付けをした。この壷の本焼きの結果は下の写真に示すようなものが得られた。この場合の本焼きの釉は石灰透明である。これで、分かったことは赤土に緑の絵付けがくすんだ緑らしきものが残る程度で下地に同化してしまったようだ。赤は柿色になり、青は青のままになるようである。黄色は黄色を保っているようである。このような結果を基に次回からの下絵付けに反映させ行きたい。
蓋つき壷 |
下絵付けA |
下絵付けB |
蓋つき壷(本焼き、下絵付けA) |
下絵付けB |
皿1 |
皿2 |
大皿に挑戦した。最初、直径25cmの手動ロクロで製作したのであまり大きなものは出来ず、結果は写真の皿1に示すような最終直径27cmのものになった。写真は30cm竹尺である。この皿に下絵付けするつもりであったが、先生のまちがいで、下絵なしに本焼きされてしまった。更に大きいものを製作するために、皿2にあるようなかめ板を2枚製作した。板の最小径が40cmで最大径が45cmのものである。このかめ板は直接ロクロに取り付けネジで固定するはめ込み式である。これにより35cmの大皿を製作したが、更に大きくしたいため、粘土に戻し、皿3に示すような物を製作したが、結果的にはそれほど大きいものではなかったのと中心部分の肉厚が薄くなりすぎたため、再び粘土に戻し、再挑戦し、皿4に示すように粘土状態の時の直径が42cmで、仕上げ乾燥後38.5cmの大きさの物を製作することが出来た。自分にとってはいろいろと問題点はあったがなんとか仕上げることが出来た。この竹尺は50cmのものである。
皿3 |
皿4 |
皿4の素焼きが上がってきた。直径38.5cmのものである。この結果を下左の写真に示す。そして、下右の写真のような耐熱粘土を使った陶板皿を造った。陶板皿の長径は32cmで、短径が20.5cmのものである。これらの素焼きに下絵を描く予定である。
皿4の素焼き |
耐熱陶板皿 |
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2004年度
2004年の5月より近くの小学校での陶芸教室に通っております。月に2回で、1回3時間の勉強をやってきました。当初からの勉強の成果を展示してみようと思います。まず、玉つくりで湯のみ茶碗を作りました。
玉つくり:玉つくりの手順の概略は下図に示します。板の上で土を手のひらで軽くころがしながら土を丸めながら土の中の空気も抜く。丸めた土を砲弾上に整形し、手動ろくろの中心に置く。土の中心に親指を挿入し、高台が作れるだけの厚さが残る程度まで親指を挿入する。ろくろをゆっくりと回しながら親指で穴を広げ、両手の親指が挿入できるまで広げる。両手の親指を穴に挿入し、それぞれの人指し指と中指とを並べそれぞれの親指と人差し指・中指の間に土を挟み、両手の親指同士人差し指同士はできるだけ近づけ挟んでいる土をろくろを少しづつ回転させながら厚さを薄くしていき壁を高くして行く。できるだけ垂直に土壁を高くして行く。形がだいたいできれば板や竹べらで表面を滑らかにする。最上部は高さがでこぼこしているのでろくろを回転させて切弓で上部を削り取り、平坦化する。内壁と底をかきべらで削り成形する。竹べらで外側の底を削り高台作りの準備をしておく。切り糸で湯のみをろくろから切り離す。1〜2時間程度陰干しをする。湯飲みをさかさまにろくろに置き、ろくろを回転させてみて湯飲みのかいてんがスムーズに回転するように置く。スムーズかどうかを確認するには湯飲みを回転させて線描きベらの針の先端を軽く底に当てると同心円状の円が描ければ正常である。かきベらで高台を成形する。今回使用した土は信楽赤土で釉薬は黄萩で写真の左二つが第1回目で右二つは第2回目である。
玉つくり |
信楽赤土と釉薬は黄萩 |
たたらつくり:7mm厚さのたたら板を2本平行に置き、粘土を手で平らにし、その後、粘土を延べ棒で前後に広げて行き7mm厚さの粘土板を作り、この粘土の上に今回はアジサイの葉を押し付け葉の縁より1cm程度大きめに線描きべらの針の部分で切り出す。この後、大きめに切り出した部分を折り曲げ成形する。これにより葉形皿を作ることができる。更にビールジョッキーの場合はろくろ上に底の土を円形に成形し、缶ビールの缶に2〜3枚の新聞紙を巻きその上に延べ土を1巻きし底土の上に置き、継ぎ目を手と竹べらで均し缶を引き抜く。上部を成形し、切り糸でろくろから切り離す。ひも状土の両端を斜めに切り弓で切り、土ベで繋ぎ、図のような形に作り、取っ手と容器との繋ぎ面を針で網目状に傷を付け、その上に土ベを付け接着し乾燥させる。取っ手の下の部分を粘土で支えを作っておく。粘土は信楽白特漉粘土である。葉形皿の釉薬は織部釉である。ジョッキーの釉薬は茶色の方がそば釉で、黒い方はいぶし黒釉である。
たたらつくり |
ひもつくり:底土を作りその上に両手のひらに土をはさみ前後にかるくよりながら作った直径2cm程度のより土の片端を斜めに切り底土の上に縁に沿って重ねて行き、合わさった部分が斜めにスムーズな面になるようにし、側面もスムーズな面にし、その上に、さらにより土を同じ要領で重ねて行く。十分な高さが得られると側面を更にスムーズな面に仕上げる。上面を切り弓で高さを揃える。いろいろな曲線を持った木こてによりろくろを回転しながら広げて行く。切り弓で上面を成形し、陰干しする。茶碗を伏せ粘土で留め、針で高台の線描きをし、かきべらで高台を削り出し、碗の湾曲部を成形する。この後、茶碗の高台を下にして、正規の状態に置き、粘土で留め、茶碗の内部と外部をかきべらで削り肉厚を薄くし、形よく成形する。図の器の釉薬はそば釉である。
ひもつくりによる茶碗製作 |
ひもつくりによりお皿を作った。上記の食器の場合と同じであるが、更にこてで広げていく。余り広げすぎると棚落ちしてしまうので注意が必要である。この場合の土は信楽白特漉粘土で、釉は天然わら灰である。次に蓋付円筒つぼで、この場合は本体はひも作りによる基本的なもので、これに蓋の作りをプラスするだけである。この場合の土は信楽赤土で釉は黄萩である。このときに一回り小さいものも作ったが、焼いたときに割れてしまった。空気が土の中に残っていたようだ。
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ひもつくりにより急須を作った。急須は胴体と注ぎ口と取っ手とふたから成り立ち、初めての経験では教室での3時間ではふたの部分は完成せず、次週の時間で完成した。不満足ではあるが一応なんとか形を作ることができた。釉はいぶし黒である。
ひもつくりで土鍋を作った。土は上耐熱土の白である。初めての経験としては満足のいくものであった。大きさは口径は16cmなので1〜2人分の大きさである。釉は天然わら灰である。
土鍋と急須 |
直径12.5cmの茶碗を作った。また、焼酎などのときによいかなと思いコップを少し細長く作った。今までのものは全く模様のないものばかりであったので、このコップにはどべを用いて、菖蒲を描いてみた。このとき、要領が分からず最初単に筆でどべを塗り描いたが、単に描いただけでは乾燥が進むと下地からはがれてきてしまった。そこで、どべを塗り少し乾いた時点で、塗った部分を下地に押さえ込み、またその上からどべを塗り、また、下地に押さえこむと言うことを繰り返しながら塗り重ねることにより、写真のような菖蒲を盛り上げて描くことができた。さらに、徳利とぐい呑みを作った。徳利にもどべで「酒」という漢字を書いてみたが、釉がいぶし黒であったためほとんど目立たないものになった。しかし、この方法で装飾できることが分かり、今後もまたこころみるつもりである。
茶碗 |
コップ |
徳利とぐい呑み |
蓋付き湯飲み茶碗 |
3月、4月が休みであったので、この間、自宅で壷を作ってみようと思いいろいろと試みましたがなかなか思うような形が出来ず壊しては作りを何回も繰り返した結果、ようやく少しは形が整ったかなというものが得られた。また、勉強したい。
壷 |
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