由布院、高千穂峡、阿蘇3日間の旅

平成27年3月1日から3月3日にかけて2泊3日で由布院、高千穂峡、阿蘇を旅した。

3月1日(日)

新大阪駅に8時半に集合し、9時14分発の読売旅行社の団体貸し切り列車7両編成(乗客500人余り)のさくら号に乗り、新鳥栖駅に13時15分に到着した。今回の我々の参加するコースには120人余りの人が参加した。列車内に熊本の有名なぬいぐるみ「くまもん」が乗り込みそれぞれの客に愛嬌を振りまいていた。この列車は停車駅が多く時間はかかった。鳥栖駅に着くと観光バスに乗り雨の中、由布院温泉に向かった。由布院温泉は最近は非常に人気のある温泉である。今回はこの温泉地でのスポットの一つである金鱗湖を中心にして街を散策した。生憎、雨の中の散策であったので興味も半減したが、いろいろな土産物、ガラス工房、木工工房、陶芸工房、手芸工房などが軒を連ねていた。中でもガラス工房に興味があった。また、小さな美術館も点在していた。この後、JR由布院駅の近くにあるホテルに午後5時前に到着した。

くまもん

福山のコンビナート

由布院温泉への途中

高所からの由布院温泉

由布院温泉の駐車場から金鱗湖に向かう街並み

金鱗湖から流れ出る大分川の支流

金鱗湖の東岸から撮る(約100m×70mの長方形に近い形の池)。水温が外気温より高いためか湖面からは蒸気が上がっていた。

金鱗湖の南東岸から撮る。

 

ガラス細工工房店

由布院の街並み

3月2日(月)

今朝は良い天気だ。7時頃ホテルの近くから由布岳が望めるかどうか確かめるために大分川の御幸橋まで行った。幸いなことに橋から由布岳が望むことができた。ただし、頂上あたりだけは雲に覆われ、頂上が判別できるか微妙であった。8時半頃ホテルを出発し、九重夢大吊橋に向かった。そして、9時半過ぎに到着した。九重夢大吊橋は鳴子川渓谷「九酔渓」の上にあり、標高777mのところにあり、谷底から173m、長さ390m、橋桁の幅1.5m、主塔の高さ43mである。床はコンクリートブロックが使われいるので、人の歩く吊り橋としては、安心して渡ることができた。橋の途中からは日本の滝百選に選ばれている「震動の滝」、落差83mの男滝、落差93mの女滝、両滝の中央に水量の多い時に現れる子滝が眺められる。空は晴れていたので美しい吊り橋と滝を見ることができた。この後、九重連山を眺めながら高千穂峡に向かった。午後1時頃到着し、昼食の後、神橋の真上の橋から高千穂峡に沿って遊歩道を1km弱の道のりを下り、御橋まで歩いた。高千穂峡は五瀬川に沿って50〜100mの柱状節理の断崖でできた渓谷で迫力があったが、川面ではボートで遊ぶ人たちがおり、風景としては興ざめた。また、真名井の滝も水量が少なく落差も17mのため少し物足りなかった。この後、黒川温泉のホテルに向かい午後4時ころ到着した。

由布院のホテルからの由布院の街を望む

由布岳(豊後富士1583m)大分川の御幸橋より望む

正面JR由布院の駅

九重夢大吊橋

対岸からの大吊橋

下流側の景色

上流側の景色、女滝(左)、中央の黒い縦筋は水量の多い時だけ現れる子滝、男滝(右)

右の山(星生山1762m)、中央の山(久住山1787m)、左の山(三俣山1745m)

山は霧氷で覆われている三俣山

TVのナニコレ珍百景、植木の動物の造形

九重連山

 

ループ橋

駐車場より高千穂峡を下りはじめの道端の枝垂れ梅

下りはじめの高千穂峡(五ヶ瀬川)、一番下の古い橋は神橋

1987年8月1日の高千穂峡

高千穂峡(火山によりできた50〜100mの柱状節理でできた断崖)

左端の大きな岩は「鬼の力石」

七ッヶ池

日本の滝百選の真名井の滝(落差17m)

1987年8月1日の高千穂峡(水量の多い時)

御橋より川上側を撮る(滝は右手)

御橋より川下側を撮る(ボート乗り場)

おのころ池(この池には鯉やチョウザメが飼育されている)

黒川温泉への途中の段々畑

3月3日(火)

今朝は雨は降っていなかったが曇り空であった。そして、ホテルの窓から阿蘇山の方を見ると奇妙な雲がかかっているように見えた。後で分かったことであるが、中岳からの噴火の噴煙によってできていることが分かった。このような状況の中、8時半頃ホテルを出発し、阿蘇山大観峰に向かった。そして、阿蘇の大観峰から阿蘇山を眺めると丁度噴煙を上げている最中であった。しばらくして、噴煙は治まったようだ。大観峰は外輪山の中で最高峰の標高936mである。ここからの阿蘇の眺めは素晴らしかった。はっきりと周りの外輪山も眺めることができた。その後、熊本城を観光した。熊本城に着いた時は雨が降っていたので傘を差しながらの観光は煩わしかった。熊本城には1昨年の秋に来ており、その時は天守閣と本丸を訪れた。今回は小天守閣と宇土櫓を訪れた。宇土櫓だけが当時そのままに残っているもので、中の階段などもすり減っており時代を思わせるものであった。更に雨の中ではあるが小さい梅林園を訪れた。梅と天守閣は雨の中ではあるが美しかった。この後、熊本駅午後1時47分に団体貸し切り新幹線に乗り午後5時24分に新大阪駅に着いた。今回の旅は28年前の高千穂峡、23年前の由布院温泉を思い出させる旅であった。

ホテルからの阿蘇遠望、雨雲のような噴火の煙の帯

大観峰(936m)より中岳からの噴煙を望む

大観峰からの阿蘇の眺め(左:根子岳、中央:高岳、中岳、右の左:往生岳、右の右:杵島岳)

大観峰からの反対側の眺め

阿蘇の放牧

米塚(標高954m、米塚のみの高さ80m)、杵島岳の裾にある火山

熊本市の市電

熊本城

宇土櫓

小天守閣より大天守閣を眺める

宇土櫓の天守閣内部

宇土櫓から大小天守閣

梅林園から天守閣を眺める

 

 

 

 

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