横浜・東京・鎌倉旅行    

平成16年12月4日(土)〜5日(日)横浜・東京・鎌倉の一泊旅行をしました。朝8時過ぎの新幹線こだまに乗り、12時過ぎに新横浜に到着しました。数日前までは4、5日とも曇り後雨、雨後曇りと天気の方は雨に降られる覚悟で出発したため、途中、富士山を見れると思いもしていなかったが富士山を見る事が出来幸運であった。富士山を見ると無性にカメラを撮りたくなるのはわたくしだけだろうか。やはり、何度見ても飽きないものである。新横浜は過去には出張で何回となく降りたがいつも直接出張先へ直行し、観光地には立ち寄ったことはなかった。今日の最初の観光は新横浜からハトバスで横浜人形の家の駐車場に行き、昼食は各自で中華街でとることになっている。中華街は朝陽門から善隣門までの大通りを主にした街で、土曜日のためか非常に多くの人でにぎわっていた。特に取り立てて見たいものはなく、ぶらりと大通りを往復した。そして、比較的小さな店で、ありきたりの八宝菜焼きそばを昼食として食べた。その後、そばに広がっている山下公園に行った。この公園は噴水のある水の守護神像を中心にした、横浜港海岸沿いの公園で、シアトル航路で1960年まで活躍した氷川丸が係留されている。公園自体は普通の公園で、海岸からの眺めは今日は空も曇り見通しが悪くベイブリッジなども霞んでいたので、神戸港や大阪港に見慣れている私には感動させられるものはなかった。この後、近くにある明治末に建てられた赤レンガ倉庫に行った。倉庫だと言われなければ明治時代の有名な建築家の趣きのあるシャープな良い建築物だと思えた。店内には最近人気のある小物装飾品やアンチークな家具、照明器具が売られており、レストランなども多く若者で混雑していた。二棟のレンガ倉庫の間にかすかにベイブリッジが見渡せられた。

 

横浜中華街朝陽門

中華街大通りの雑踏

山下公園氷川丸

山下公園水の守護神像とマリンタワー

横浜赤レンガ倉庫とベイブリッジ(かすかに)

赤レンガ倉庫と横浜ランドマークタワー

赤レンガ倉庫内の店舗

4時半ごろ浅草寺に着いた。辺りは薄暗くなっていたが、浅草寺はライトアップしているので観光バスは今日最後の観光地としたようである。本堂の東側のニ天門から入り、本堂にお参りし、宝蔵門から参道を南に下り雷門まで行った。そして、再び本堂の方に戻った。この間日没時にもかかわらず多くの人で賑わい、お店も繁盛していた。私は過去数回お参りしたことはあるが、過去のお参りは、出張時の早朝に出勤途中に立ち寄ったため人気はなく静かな浅草寺しか知らなかった。5時半ごろホテルへのバスを待った。ひとつ疑問に思えたのは浅草寺の主たる門や本堂がライトアップされているのに、5時ごろに本堂の扉が閉められてしまうことである。これにより、折角ライトアップされていても本堂付近は人影もまばらになり、自然と全体に人でも少なくなっていくのが惜しいように思われた。丁度、5時ごろからぽつぽつと雨が降り出した。

浅草寺の五重塔

浅草寺本堂

宝蔵門

雷門

にぎわう参道

店内

5日(日)昨晩からの強い雨と台風並みの強い風が通り過ぎ、幸いにも快晴の朝が迎えられた。朝8時ごろ出発し、皇居に向かった。坂下門前の皇居前広場から歩き、正門前に行った。典型的なおのぼりさんで、正門前の広場で石橋を背景にして全員の写真を撮った。丁度9時からは石橋の前まで行くことが可能になり、鉄製の二重橋をよく見ることができた。この後、高村光雲作の楠木正成銅像を見て、バスに乗り、横浜ベイブリッジを経て鎌倉に向かった。私も昔、皇居前に近いビルで定期的に会合が開かれ、数年間これに参加したが、少し早く着くと皇居前広場をよく散策した。そして、皇居も何回となく眺めた。いつ行ってもどの季節に行っても皇居は静かにたたずみ変わらぬ姿を見せていた。また、広場に植えられているきはほとんどが松であるため季節観が少ないので変わらない姿を強めている。

皇居正門と石橋(めがね橋)、伏見櫓

皇居二重橋

皇居前広場の楠木正成銅像

鶴岡八幡宮

鎌倉でははじめに鶴岡八幡宮に行った。源頼朝が鎌倉幕府の宗社としたものである。境内は比較的広いが権勢を誇った頼朝が建て直したにしては少し見栄えが良いとは思えない。鎌倉という地は鎌倉時代としては一方が海に面し三方が山に囲まれ守る地としては良い土地ではあるが、幕府として大きな都市に発展するには不向きな土地のように思えた。お寺も多くはあるがり比較的小さいように思えた。ついで、鎌倉の大仏を見物した。鎌倉の大仏は奈良の大仏を意識して立てられたようであるが、奈良の大仏が台座からの高さが18mあるのに対して、鎌倉の大仏は11.5mで少し小ぶりではあるが、じっと見ているとこちらまで落ち着いてくるような風格のある坐像である。また、水害により建物が流され、現存の露座ではあるが、建物の中に安置されているものとは異なり、種々の気象条件、季節により異なった様相になり、また一興である。ただ、鎌倉に来る前は紅葉がどうなのか気がかりではあったが、現実は紅葉に関しては見るべきところは余り内容で、これに関しては少し期待はずれであった。強いて探した紅葉の写真が唯一のものであった。今回の最後の観光地である鎌倉の見物を終え、非常に波の荒い海岸に沿い江ノ島を経て三島駅に向かった。途中、車内から富士山を遠く眺めることができた。三島駅に着いた時は午後4時半ごろであった。三島駅前では富士山が家屋越しではあるがよく眺めることができた。

鎌倉大仏

紅葉と鎌倉大仏

波の荒い江ノ島を望む

新幹線三島駅より富士山

三島駅より日没直前の富士山

 

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