栂池・上高地旅行    

平成15年8月22日(金)〜24日(日)栂池・上高地に旅行しました。午前7時ごろ出発したが、平日のため渋滞にかかり、また朝食と昼食をSAでとったため案外時間がかかってしまった。この結果、長野自動車道の豊科ICに2時ごろ着いた。豊科ICからは国道147号と並行している県道を大町まで進み、大町からは国道147号を行き木崎湖に着き、ここからは木崎湖の西岸の道路を通り、中綱湖の東岸、青木湖の西岸の道路を通り、JR大糸線の白馬大池の近くに到着し、しばらく坂を上り、栂池ゴンドラ駅近くのホテル「マリオンシナノ」に5時頃到着した。到着後ゴンドラ駅に隣接の栂の湯という外湯に入った。

23日(土)の朝8時頃、ゴンドラに乗りロープウエイに乗り継いで9時頃、村営栂池山荘を経て栂池自然園を着き歩き始めた。非常に天気は良く快適な温度であった。午前中は山のほうが明るく、栂池自然園が雲の下で少し暗かったので、山を背景に花を撮ろうとするとき、前景の花の方に明るさを合わせると背景の山が白くなりとんでしまい、山に明るさを合わせると前景が暗くなってしまい、良い写真を撮る事が出来なかった。花は紫色のタテヤマアザミや白い花の集まりのオニシモツケが最初に目に入った。

花の写真は時間の関係上、余り多くは撮らなかった。しかし、白馬岳(左)と小蓮華山(右)を背景にいくつか撮った。ひとつはオニシオガマ、ひとつはナラシナショウマ、ひとつはワタスゲである。またひとつは白馬乗鞍岳をバックにヒオウギアヤメとニッコウキスゲである。

この時期によく目立つ花としてはワタスゲとミヤマトリカブトがある。

今盛りのワタスゲ湿原を経て、浮島湿原を一周して、モウセン池を経てしばらく坂を登り展望湿原に11時半頃到達した。平地の湿原を横切る道や周り道は木道で整備されて歩きやすかったが、登り坂などはごろごろ石のところもあり、少し歩き難かった。展望湿原では湿原の向こうには雄大な白馬岳、小蓮華山が見えた。また、白馬大雪渓もはっきりと見えた大雪渓には雪渓の割れ目により馬と言う字が見える場合があるらしいが今回はそのようには見えなかった。白馬岳の山頂付近の雲がなかなか去らないため、やきもきしながら、眺めていたが、やがて全貌を見ることが出来た。ゴンドラ駅で購入したおにぎりを白馬岳を眺めながらゆっくりと食べることができた。12時過ぎに展望湿原を去り来た道を戻って行った。そして、1時過ぎにロープウェー、ゴンドラで山を下り、2時頃上高地に向かった。

上高地へは国道147号で豊科まで行き、県道57号、25号、を通り、鍋割で国道158号を通り、松本電鉄の新島々駅を経て、沢渡の村営駐車場に4時過ぎに着いた。上高地へはここで、自家用車を駐車して、シャトルバスで4時45分頃上高地に向かった。今日は土曜日なので、観光バスが非常に多く上高地に入っているため、道路が混雑し、順調なときは30分以内でいけるところが1時間近くかかった。5時半過ぎに帝国ホテル前で降り、穂高橋を渡り、上高地温泉ホテルに着いた。上高地には過去数回来ているが、泊まったことがなかったので、今回が初めてになる。部屋に入って気付いたことだが、良いホテルにもかかわらず暖冷房設備がなかった。考えれば当たり前のことだが、上高地は冬場は閉鎖され、夏場は下界とは違い涼しく冷房装置がいらないからだ。

24日(日)の朝も天気に恵まれ、8時半頃ホテルを出て、大正池の方に向かい、まず、小さくて池というより川の流れが少し淀んだ場所というように見える田代池に行った。静かなたたずまいで、水鳥も数羽のんびりと泳いだり、羽づくろいをしていた。

大正池に向かった。大正池は焼岳をバックに美しい。ただ、朝の早いうちは焼岳から雲がなかなかとれず、やきもきしていたが、ようやく雲がなくなり、全容を見せた。この後、河童橋を目指して穂高橋を渡り、梓川の西岸に沿うて歩いた。ようやく11時ごろ河童橋に着いたが、残念ながら穂高の山頂は雲で見えなかった。前穂高の方は雲がとれていた。今日は自宅に夜遅く着けばよいので、上高地にもう少しゆっくり滞在しても良かったのですが、今日も午後から観光バスが続々と入ってくるので、混雑するということを聞き、早い目に上高地を去ることにした。そして、12過ぎにシャトルバスに乗り、沢渡の駐車場に12時半頃着き、1時頃出発し、帰途に着いた。

帰りの道は国道158号で奈川渡ダムまで行き、県道26号で寄合渡を通り、木祖村の薮原まで行き、中仙道の国道19号を行き、上松の名所寝覚の床に立ち寄った。木曽川の奇岩ですばらしい眺めであった。さらに中山道を進み中央道の中津川ICで高速に入り、午後8時頃自宅に着いた。今回も気忙しい旅行になったが、満足のいく旅行であった。

                                                        上部

HOME 趣味1(旅行) 趣味2(絵画他) 趣味3(陶芸) 徒然(電気雑記)

 

 

 

inserted by FC2 system