オーストラリア6日間の旅

オーストラリアを平成28年10月26日(水)から10月31日(月)にかけて6日間旅行した。今回の日程を決めるきっかけはジャカランダの花がオーストラリアで観れることを期待した。

10月26日(水)

伊丹空港に午後4時に集合し、5時発の全日空で羽田空港に6時15分頃到着し、西日本の各地から集まった旅行客31名で、羽田発午後10時20分頃オーストラリアのシドニーに向った。

10月27日(木)

シドニーに午前9時45分頃到着した(シドニーは東京より1時間早い時差)。シドニーで入国手続きを済ませ、国内線に乗り継ぎ、QANTAS航空シドニー午前12時発の航空機でブリスベンに12時30分頃到着した(ブリスベンはシドニーより1時間早い時差)。到着後、寝不足で頭が冴えぬままブリスベン観光に出発した。ブリスベンはクイーンズランド州の州都であり、国内第三の都市である。車窓から1930年に建設され、ブリスベンのシンボル的存在の高さ92mの時計塔を持ったイタリア・ルネッサンス様式のシティーホール、石造りの落ち着いた大きな建造物のコンラッドトレジャーカジノ、第一次世界大戦で従軍したオーストラリア及びニュージーランド連合軍の兵士を祀っているアンザックスクエア戦争記念碑、そして、綺麗な高層ビル群を眺めた。そして、ブリスベン川沿いにある万博博覧会跡に作られたレクレーション施設があるサウスバンクパークランドでバスから降り、対岸のビル群を眺めた。ビル群の規模は大きくはないが、美しく眺められた。この後、昼食を取り、市内から南西約11km離れたローンパインコアラ保護区を観光した。ここには130頭のコアラが飼育されている世界最大のコアラ保護区である。ここで、コアラを抱っこして写真を撮ることが行なわれており、私も写真を撮ってもらった。手をコアラのお尻に当てがって抱っこするため写真を撮り終えるとすぐに石鹸で手を洗った。ここで、実際に観察できたのは檻に入った数頭のコアラだけであった。そして、檻にはオーストラリアで見られるインコやタスマニアデビル、ウオンバットなどがおり、広場には10頭ほどのカンガルー、数羽のエミューなどが放し飼いされていたが、観光には少し、お粗末に思えた。この後、南東約80kmほど離れたゴールドコーストにあるホテルに向かい6時頃到着した。ゴールドコーストはオーストラリア最大の観光保養地である。ビーチ沿いに高層ビルの保養施設やコンンドミニアムなどが多くあった。 



ジャカランダの咲く公園



セントジョーンズ大聖堂

アンザックスクエア戦争記念碑

シティホール

コンラッドトレジャーカジノ

ビクトリア橋からのサウスパンクパークランド

 

サウスバンクパークランドからブリスベン川対岸のビル群

高床式住宅毒グモなどからの防御のため

ローンパインコアラ保護区

タスマニアデビル

Bush Thick−knee

コアラ

ウオンバット

カッコトゥ(Cockatoo)

ガラ(Galah)

カンガルー

カンガルーとジャカランダ

エミュー

レインボー・ロリキート

カササギフエガラス

クロガオミツスイ

クロガオミツスイがジャカランダの花の蜜を吸っている

保護区内の池とジャカランダ


ホテルからの夜景

10月28日(金)

朝9時頃ホテルを出発し、50kmほど南西にあるラミントン国立公園に向かった。ラミントン国立公園は亜熱帯植物が茂り、多様な野生生物も生息する所である。標高920mの頂上付近にある亜熱帯樹林内を散策した。高さ30mほどの樹木で覆われているため途中には高さ15mほどの吊り橋が300mの長さであり、高い位置からの樹木の観察ができるようになっている(ツリー・トップ・ウォークという)。しかし、この吊り橋では中途半端で、本当のツリー・トップ・ウォークにはならなく単にゆらゆら揺れる吊り橋の面白さに終わってしまった。散策の後、お皿に餌を乗せて、インコの餌付けをした。この後,ゴールドコーストに戻った。そして、昼食後パシフィックフェアのショッピングセンターを観光した。最近日本にもこのような大型ショッピンセンターができているためさほど驚きもなく、興味もなかった。この後、ライトレール(市内電車)に乗って、5つ目の駅に降り、ホテルの近くにあるサーファーズ・パラダイス・ビーチに行った。ビーチは賑わっており、綺麗な砂浜で、適度な大きさの波があり多くのサーファーが楽しんでいた。良いリゾート地であった。この後、適当に各自、街並みを眺めながらホテルに戻った。



牧場に咲くジャカランダ

ワイン用ブドウ畑

やし畑 

ミントン国立公園の920mの頂上に登る途中で唯一見たワラビー

広大な牧場

樹海散策の入口

オーストラリアン・キング・パロット

板根と絞め殺しの木(中心木の周りにつるのような木がまといつき、中心の木を絞め殺すような状態)

Wong Vine(ねじれて 高く伸びていく木)

ツリートップウォークの吊り橋

ツリートップウォーク

リートップウォーク

オーストラリアン・ブッシュ・ターキー

フウチョウモドキ



右:オーストラリアン・キング・パロット、左:アカクサインコ

フヨウチョウ

戻る途中にジャカランダ並木が遠くに望むことができた

パシフィックフェア

パシフィックフェア内部

ライトレールのターミナル

乗車待ち時にツチスドリ

サーファー・パラダイスの海岸に向かう

サーファー・パラダイスの海岸

サーファー・パラダイスの海岸

サーファー・パラダイスの海岸

 10月29日(土)

午前3時頃起き、午前4時30分ゴールドコースト空港に向い、6時15分発シドニー空港行きの航空機でシドニーに8時45分に到着た。9時30分頃シドニーから西に50kmほど離れたブルーマウンテンズ国立公園に向かった。途中で少し早い目の昼食を取り、ブルーマウンテン国立公園のシーニック・ワールド頂上駅に12時前に到着した。ブルーマウンテンは標高1000m−1300mの丘陵地帯の総称で、緑豊かな森林に覆われている。中でも森林はユーカリの木が多いためユウカリの木の葉から油が蒸発するため、この油の蒸気により遠くの山々がブルーがかることから由来している。このブルーマウンテンのなかで観光で有名になっているシーニックワールドここは山頂付近と谷底との間にシーニック・レイルウエイと、ケーブルウエイがあり、谷を渡るスカイウエイ、谷底にはいくつものウォークウエイがある。まず、レイルウエイに乗り谷底(ジャミソン渓谷)へ落ちていくという表現が良いくらい世界で一番急勾配52°で下った。その後、谷底の鬱蒼と茂った樹々の中はウオークウエイとして整備されており、ここを散策した。レイルウエイは炭鉱の石炭を運び出すために使われていたもので、この炭鉱の廃坑跡があった。谷底散策の後ケーブルウエイ(ロープウエイ)に乗車し、545mの距離を上がり、頂上に着き、展望台から眺望したが、シスターズの方はガスの晴れ間が見れたが、他の景色はガスで覆われてしまった。この後、スカイウエイ(ゴンドラ)に乗ったが残念ながらガスの中で景色は見えなかった。この後、シドニーにもどり、シドニー湾ディナークルーズに午後6時30分頃乗船した。そして、食事を取り、湾内の夜景を午後9時すぎまで楽しみホテルに戻った。シドニー湾ディナークルーズと言っても湾の一部をゆっくりと何回も回っているだけとのことであったが、夜景は楽しむことができた。

ゴールドコースト上空



レイルウエイ

レイルウエイの急勾配の線路

レイルウエイの降りた場所からの展望

レイルウエイの降りた場所からの左側の展望、スリーシスターズを望む

レイルウエイの降りた場所からの右側の展望

炭鉱の廃坑跡

谷底の樹々

谷底の樹々

谷底の樹々

ケーブルウエイからの眺め

ケーブルウエイからの眺め、スリーシスターズ(美しい3姉妹が岩に替えられたというアボリジニの伝説をもつ奇岩)を望む

ジャカランダ

シドニーの高層ビル

シドニーの高層ビル

多くの人でにぎわうキングストリート沿いのレストラン

ダーリング・ハーバーのシドニー湾ディナークルーズの船

ディナークルーズ

ディナークルーズ

ディナークルーズ、オペラハウス

ディナークルーズ

ディナークルーズ

ディナークルーズ

ディナークルーズ

10月30日(日)

今朝のホテル出発が10時であったので、出発前にホテルの近くを散策した。まだ人通りの少ないチャイナタウン、ハイドパークの南西の角のシティーレールとジャカランダの花がうまく撮ることができた。午前10時になりホテルを出発しシドニー市内観光に出発し、ミセス・マックォリーズ岬に行った。この岬からオペラハウスやハーバー・ブリッジが美しく見渡せた。この後、オペラハウスを観光した。オペラハウスはデンマークの建築家ヨーン・ウッツォンが設計し、1973年に着工し、14年もの歳月をかけて建てられた。新しいものであるにもかかわらず世界遺産に選ばれたほどの特徴のあるデザインである。内部のメインホールも素人目にも豪華ですばらしいように思えた。ただ、名前のようなオペラを演じるには向かない舞台であるとのことである。この後、昨夜のディナークルーズの桟橋があるダーリング・ハーバーで昼食を取り、辺りを散策した。そして、お土産店に行く代わりに店の近くを散策し、ハイドパークに行き、ハイド・パークの側にあるゴシック様式のセント・メリーズ大聖堂に行った。聖堂内は非常に大きく彫刻やステンドグラス、祭壇など中世ヨーロッパの教会のような荘厳さがあった。この後、ロックス地区に行き、ハーバーブリッジの側道を途中まで歩き、朝に眺めたオペラハウスを反対側(西側)から眺めることができ楽しかった。その後、少し早い夕食を取り、シドニー空港に向かった。そして、シドニー午後9時30分発のANA航空機で羽田に向かった。 

チャイナタウンの門

シティーレールとジャカランダ(ハイドパークの南西の角)

ニューサウスウェールズ州立美術館

ミセス・マックォリーズ岬からオペラハウスとハーバーブリッジを望む

ミセス・マックォリーズ岬からオペラハウスとハーバーブリッジを望む

ミセス・マックォリーズ岬からオペラハウスを望む

ミセス・マックォリーズ岬の碑

シドニータワー(305m)

オペラハウス正面

オペラハウス内から汚れにくく表面加工されたタイル張りの屋根を見る

外館と木製の内館とは独立

オペラハウスのメインホール

土産店のある通り

1869年に建てられた市庁舎

ショッピングセンターのクイーンビクトリア・ビルディング

ハイドパーク

セント・メリーズ大聖堂

セント・メリーズ大聖堂内

セント・メリーズ大聖堂内

セント・メリーズ大聖堂内

セント・メリーズ大聖堂正面

ハイドパークの噴水

ハイドパーク内のジャカランダの花

ハーバーブリッジ

ハーバーブリッジからオペラハウスを望む

ロックスセンター付近の出店

 10月31日(月)

朝の5時過ぎに羽田空港に着き、乗り継ぎで、8時発の伊丹空港行の航空機に乗り、9時10分過ぎに伊丹空港に到着し、無事、自宅に帰ることができた。全般として今回のオーストラリア旅行は感動が少なかった旅行であった。ローンパインコアラ保護区については自然の中のコアラ、カンガルーが観察できることもなく、野鳥にしても、インコがラミントン国立公園などで多く観察できるものでもなく、亜熱帯樹林を満喫することもなく、ブルーマウンテンのような自然についてもアメリカのグランドキャニオンのような圧倒的な迫力もあまり感じられなかった。一方、ジャカランダの花に関しては事前の調査ではあまりはっきりした情報が得られなかったが、一応、予測した時期には上手く的中して、ところどころにあるジャカランダは綺麗な花を咲かせていたが、日本の桜ほどではなくとももう少し多く栽培されていると思ったが、余り多く栽培されておらず、自分の期待とは大きくずれていた。

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