九寨溝・牟尼溝・黄龍7日間の旅

ハイキング仲間5人で九寨溝・牟尼溝・黄龍を平成27年9月20日(日)から9月26日(土)にかけて7日間旅行した。

9月20日(日)

関西空港に12時10分頃に集合し、関西空港発午後2時10分発の中国東方航空で、上海に向かい、上海浦東空港に3時30分(日本と中国の時差は1時間)に到着した。そして、上海で乗り継いで5時40分発の航空機で成都に向かい、午後9時5分頃到着した。到着後、バスでホテルに向かい午後10時15頃ホテルに着いた。食事は関空ー上海間と上海成都間の機内食で済ませた。今回の旅行のグループの人数は少なく11人であった。

*(拡大)の字がある写真は画像のクリックにより拡大写真になります。

9月21日(月)

今にも雨が降りだしそうな中、9時過ぎにホテルをバスで出発し、400km余り離れた九寨溝に向かった。成都から約100kmくらいは高速道路であるがそれ以降は普通道で、岷江と呼ばれる川の渓谷に沿って走る。この川沿いで新しい近代建築が現れたと思うとこれらは2008年5月12日に発生した四川の大地震でほとんどの住宅が崩れ、その後新しい住宅を政府が建てたとのことであった。また、この渓谷ではどこで山崩れが発生してもおかしくはないほどの急峻な山間いである。現実に途中でトイレ休憩と観光で駐車した場所、畳渓海死子には大きな湖があり、景勝地のようになっていたが、この湖は地震で発生した土砂崩れにより堰き止められたもので、湖底には村が沈んでいるとのことである。この後、2時間ほど後には松藩古城に着き古城内の街中を散策した。松藩古城は成都から北に約350km、標高2800mのところにあり、明代に建造されたもので、古くはチベットと中国を結ぶ交通の要衝として栄えた街であるが、現在は観光化した新しい街並みがある。風情としては興味ある街であった。午後から天気が良くなった中を更に走り、九寨溝の入口のホテル街に到着し、夕食を取り、ホテルに午後8時30分頃到着した。  

岷江

四川地震から復興した住宅

高台の村

岷江の流域には多く堰がある

河岸段丘で果物農園が盛んである

畳渓海死子の観光写真用の白いヤク(拡大)

木の実や果物の販売

四川の大地震の土砂崩れでせき止められた湖の上側

湖の下側

松藩古城

古城内の観光用街並み

養蜂場がよく見られた

将来成都からの高速鉄道橋脚

 

 

9月22日(火)

昨夜から朝方まで降っていた雨が止み、7時30分にロビーに集まり、10分余り歩いて、九寨溝の入口に向かった。九寨溝は昔9つの村があったことからの由来である。入口から九寨溝めぐり専用のバスに乗る。まず、驚いたのは入口広場に非常に多くの人が入場待ちをしていた。普通の日で1日2万人ほどで主に国内からの観光客、夏休みなどの多い時は4万人ほどの人でにぎわう。我々観光客は団体観光客用の特別なマイクロバスに乗るので、優先的に早くバスに乗ることができた。このバスに乗り、1日中九寨溝を巡る。環境保護のためエコバスを使うとなっているが、今回見ているとマフラーから多くの排気ガスが出ており、特別なエコバスでもないようだ。九寨溝めぐりはバスに乗ったり、歩いたりの繰り返しで、巡り方が複雑なので、どのような順序で巡ったのかは分からず、ただ景色の素晴らしさに感心しているだけであったが、帰国後、写真に記録されている時刻を頼りに以下のように時系列表を作成して、理解ができた。木道が整備されており、歩きやすく、トイレなどは案外整っていた。瀑布も水量が多く、天候にもよるであろうが各湖の水の色は微妙に変化しており、華やいだ感じや、奥深さ、美しさ、落ち着きなどの感情が沸いて楽しく巡ることができた。

九寨溝入口(8:48)−>バス−>諾日郎瀑布(だくじつろう瀑布)(9:07〜9:37)−>バス−>五花海(9:47〜10:10)−>珍珠灘瀑布(ちんじゅたんばくふ)(10:22〜10:51)−>バス−>長海(11:22〜11:35)−>五彩池(11:45〜12:00)−>バス−>諾日郎観光センターで昼食(12:34〜13:27)−>バス−>鏡海(13:29〜13:34)−>バス−>熊猫海(13:48〜13:54)−>バス−>箭竹海(14:09〜14:15)−>バス−>犀牛海(14:37)−>バス−>老虎海(14:46)−>樹正瀑布(14:50)―>樹正群海(15:05)、樹正チベット村―>火花海畳瀑(15:15)−>火花海(15:23)−>バス−>盆景灘(15:38)−>バス−>九寨溝入口(16:00)

この後、ホテルに帰った。

(インターネットより)

九寨溝入口

諾日郎瀑布(だくじつろうばくふ)チベット語で「男神」を意味する。高さ25m、幅320mで九寨溝最大の滝で高さには少し物足りないが勇壮に流れ落ちている。

諾日郎瀑布中央から左側(拡大)

諾日郎瀑布中央から右側(拡大)

五花海(最も透明度の高い湖)(拡大)

 

 

五花海(唯一高山冷水魚、別名はだか鯉が生息しているとのこと)

珍珠灘

珍珠灘瀑布(拡大)

 

 

珍珠灘瀑布(高さ21m、幅310m)

長海(九寨溝最大の湖で標高3060m、長さ7.5km、幅600m、水深44.6m)(拡大)

 

五彩池へ、白樺ではなく赤樺が多く生育している(拡大)

五彩池(水の色が最も美しいと言われている)、黄葉が始まっている(拡大)

五彩池

上季節海(渇水の時はなくなる)

下季節海

鏡海(湖面が静かで鏡のように見える)(拡大)

熊猫海(標高2587m、長さ570m、幅160m、均水深14.2m、昔パンダが水をよく飲みに来ていたことから)(拡大)

箭竹海(標高2618m、面積170000平方m)(拡大)

箭竹海(同左写真の左側)(拡大)

犀牛海(2番目に大きな湖、大きな犀に乗った老人がこの水を飲んだところ、病気が治ったという伝説)(拡大)

老虎海(紅葉の季節は湖畔の森の景色が湖に写って湖に虎が横たわっているかのように映る )(拡大)

樹正瀑布(拡大)

樹正群海(拡大)

樹正チベット村

火花海畳瀑(拡大)

火花海(標高2180m、長さ205m、幅177m、均水深9.7m)日光により湖面に火花が散ったように見えることから)(拡大)

盆景灘(標高2167m、均水深0.8m)(拡大)

9月23日(水)

昨夜も雨が降り、今朝は曇った状態で、ホテルを8時30分頃牟尼溝に向かった。一昨夜の暗くなった時間に通った岷江源の峠に来たら空も晴れ、すがすがしい肌寒さを感じた。ここで、少し休憩し、その後、途中で宝石店に立ち寄り、更に昼食を取り、松藩古城のあたりまで戻ってきて、右に折れて牟尼溝に向かって登って行った。 そして、午後2時前に牟尼溝に到着した。牟尼溝での観光は扎嗄瀑布(ガザ瀑布)である。ザガ瀑布は炭酸カルシウムを含んだ滝で、「ザガ」はチベット語で白色の意味を表し、「中国で一番のカルシウム瀑布」の美称があり、標高3270m高さは104m、幅は35mである。滝の落ち口まで木道階段が整備されており、この滝を30分ほどで上り下りをすることができた。滝のしぶきで発生したマイナスイオンを身体いっぱい取り込んだ思いをした。この後、再び下り松藩古城まで戻り、更に少し九寨溝に向かう途中に右に折れ黄龍への道を進み、これを3960mの分水嶺、雪山梁に向かって登って行った。雪山梁に近づくにつれて雲がかかりだし、分水嶺のところでは冷たい雨と強風になっていた。その後、分水嶺を超え黄龍に向けて下って行った。そして、ホテルに午後5時頃到着し、ホテルで夕食を取った。     

紅葉

ヤク(拡大)

岷江源(標高3480m)

チベット族の寺

牟尼溝に向かう登り口、松藩古城が見下ろせる(拡大)

牟尼溝、ザガ瀑布からの渓流(拡大)

牟尼溝扎嗄(ザガ)瀑布(拡大)

ザガ瀑布の滝上からの眺め(拡大)

ザガ瀑布からの渓流(拡大)

ザガ瀑布の滝上を望む

牟尼溝から黄龍へ

松藩古城に下る手前から一瞬、雪宝頂(5588m)の先端が見える(拡大)

黄龍に向かって登っていく途中のヤク放牧(拡大)

峠に向かう途中かすかに見える雪宝頂

雪宝頂(5588m)(拡大)

雪山梁(分水嶺、標高3960m)雲に覆われ何も見えない(拡大)

 

9月24日(木)

今日も曇りの中、朝8時30分頃ホテルを出発し歩いて黄龍のロープウエー乗り場に向かった。黄龍は岷山主峰、玉翠峰(5160m)の麓に位置しており、長さ7.5km、幅が約2.5km平均標高が3550m、空中から見るとまるで黄色い龍が緑っぽい山と谷の中でくねくねとしているようである。そして、1000以上のカルシウム彩色池(石灰棚)、カルシウム浜があり、世界で規模が最も大きいカルスト地形の景観を呈している。ハイキングはロープウエー降り場から始まり、ほぼ平坦な歩きやすい木道を五彩池展望台まで歩き、その後、天気も良くなり、黄葉、紅葉の山に囲まれた景色の中、数多くのそれぞれ水面の色が異なる石灰棚を見ながら下って行った。十分に堪能した半日であった。

ロープウエー(8:51、標高3470m)−>全景展望(9:13)−>五彩池展望台(10:12、標高3560m)−>黄龍寺(10:40)−>映月彩池の橋−>黄龍中寺(11:00)−>接仙橋(争艶彩池11:18)−>明鏡倒映池(11:26)−>金沙舗地(11:39)−>迎賓彩池(12:01)−>出口(12:10標高3198m)

この後、昼食を取り、成都までの途中にある茂県に向かいホテルに午後6時頃到着した。

黄龍のハイキング図(インターネットより)

ロープウエー10分ほどで山腹に(拡大)

ロープウエー終点駅前(拡大)

左下黄龍、左上玉翠峰(5160m)

玉翠峰、右下黄龍(拡大)

石灰棚(拡大)

黄葉と紅葉(拡大)

五彩池の左側から望む(拡大)

展望台(標高3560m)より望む(拡大)

展望台より上の木道より望む(拡大)

五彩地の右側から望む(拡大)

 

 

五彩地の右側から望む

五彩地の右側から望遠で望む(拡大)

黄龍寺、ここには黄龍の神様、黄龍真人様が祭られている

映月彩池

映月彩池

黄龍中寺(明代に建てられた仏教寺院)

争艶彩池 (拡大)

明鏡倒映池 (拡大)

 

娑夢映彩池 (拡大)

紅葉 (拡大)

金沙舗地(黄色い土の上を水が流れている)

迎賓彩池

9月25日(金)

朝8時頃ホテルを出発し、成都に向かった。途中ベッドや枕のゴム製品の店に寄り、昼食後パンダ繁殖研究基地を観光した。ここは1987年に設立された。そして、1993年にパンダ博物館が開設された。そして、現在34頭のパンダが暮らしている。基地内にはパンダの食用となる竹が多く栽培されている。パンダは余り活動的ではないが、今日はパンダの動きが良かったのか多くのパンダを野外で見ることができた。観客のみんながパンダの動きに釘づけになっていた。確かにこれほど多くのパンダは今までに見たことはなかった。この後、錦里を観光した。錦里の名前の由来は漢代に錦産業が発達した成都のことが錦の古里と読まれたからだそうである。現代の「錦里」は武侯祠の隣に位置し、全長約350mぐらいの沿道に並んだ建物がすべて明、清時代の建築風格をそっくり真似て造られ、川劇や皮の影絵人形、飴細工など昔の蜀文化の実演や民間行事のイベントも時々行われているということである。我々が訪れた時も多くの人が出店の物を食べ、飲み楽しんでいた。個々の店も特徴のあるものを並べていた。この後、夕食を取り、初日のホテルと同じホテルに行った。

パンダ繁殖研究基地

竹やぶに囲まれた通路を行きパンダ飼育建物をいくつか回った

パンダの赤ちゃん (拡大)

2頭のパンダの戯れ (拡大)

同2 (拡大)

同3(昼食中) (拡大)

 (拡大)

錦里

錦里 (拡大)

錦里 (拡大)

錦里 (拡大)

錦里 (拡大)

武候祠

武候祠

武候祠、劉備の彫像

9月26日(土)

朝10時30分頃ホテルを出発し成都空港に向かった。成都空港発午後1時30分の航空機で上海空港に午後4時ころ到着し、上海で乗り継ぎ関西空港に午後9時30分ころ到着した。到着後、スムーズに帰宅できると思っていたが、我々の飛行機だけでなく他の多くの帰国者が重なり、入国審査で非常に時間がかかったため帰宅したのは午前0時30分頃であった。今回の旅行は昼間は天気が比較的良かったため美しい景色が満喫でき、仲間と楽しく過ごすことができた。今回、食事はほとんどの料理が油で処理されており、非常に油濃く閉口した。トイレ事情は地方に行くほど余り良くなかった。

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